スポーツと余暇−統計データ

スイス人はスポーツが好きだ。中でもアウトドアスポーツは特に高い人気を誇る。国民の約75%が定期的にスポーツを行っている。スイスでは、有名なスポーツから、知名度の低い伝統的なスポーツまで、様々なスポーツが行われている。

  • スイス国民は他のヨーロッパ諸国と比べてもスポーツに熱心だ。スイスに住む人々のうち、スポーツ好きではないと答えた人はわずか16%である。
  • スイスには約1万9000のスポーツ団体があり、200万人の選手が登録されている。5才から74才の住民のうち、4分の1がクラブに所属してスポーツを行っている。
  • スイスには3万2000万箇所のスポーツ施設と980箇所のフィットネスセンターがある。
  • 近代オリンピックが始まってから、スイス人選手は夏季オリンピックで205個、冬季オリンピックで153個のメダルを獲得した。
  • スイスは、冬季オリンピックでは上位10位に、夏季オリンピックでは上位25位に入るメダル獲得国である。
  • ロジャー・フェデラーは世界で最も有名なスイス人アスリートである。テニスのグランドスラムで20回の優勝を果たし、通算103大会で優勝を収めた世界有数のタイトル獲得者である。
  • 40団体以上の国際スポーツ連盟・組織がスイスに本部を置き、そのほとんどはヴォー州にある。
  • スイスには2400基のリフトがあり、そのうちの51%がシュレップリフトである。
  • スイスがオリンピックで最も多くメダルを獲得した種目はアルペンスキーで66個、次いで体操競技が49個である。
  • アイスホッケーでは850以上のチームがあり、年間約1万1000試合が行われている。
  • サッカーはスイスで最も人気のあるスポーツであり、約1万試合が毎週末行われている。スイスには1300以上のサッカークラブがある。27万人以上のライセンス所有選手がおり、そのうち9%が女性、63%がジュニアである。
  • スイスには伝統的なスポーツがあり、中には知名度が低いものもある。「シュヴィンゲン」はスイスで人気のある相撲の変形版で、「ホルヌッセン」は野球とゴルフを混ぜたような競技である。「ウンスプネン石」の投石は、重い石を投げる競技「石投げ」のスイス版である。