本拠点はスイス人への支援を行い、この活力あふれる地域におけるスイスの存在価値を高め、政治、経済、科学、教育、文化、スポーツなどの分野での交流を育みます。在福岡スイス名誉領事にはジョエル・カリン・サムブク・ブロイゼ博士が任命され、2022年10月1日に就任しました。
名誉領事館では特に輸出や投資の促進に関する業務に注力するとともに、教育、研究、イノベーション関連業務も行います。福岡は近年スタートアップや起業家の重要な集積地となっており、スイスにとって可能性に富んでいます。名誉領事館のその他の業務として、困難を抱えるスイス人への支援、領事関連の保護や社会的扶助が求められる場合の支援、老齢年金受給のための生存証明、危機的状況下における大使館への支援、スイス本国や大使館からの公式訪問に向けた準備の支援、地域のネットワーク作りなどが挙げられます。
ジョエル・サムブク・ブロイゼ名誉領事は福岡在住のスイス人で、夫と2名の共同経営者と共に、一休合同会社というコンサルティング企業を創業しました。2010年より国際ビジネス展開のためのコンサルティング業を行うとともに、緑茶の輸出にも従事しています。彼女は専門家として、スイス・ビジネス・ハブ・ジャパンと定期的に仕事をしています。スイスのことも、日本にいるスイス人のニーズも知っている彼女は、大使館にとって、そして日本を訪問する人たちにとって素晴らしい仲介者です。法学博士号とジュネーブのスイス公認弁護士資格を持つサムブク・ブロイゼ博士は福岡の西南学院大学でヨーロッパ法制度の講義も行っています。
在福岡スイス名誉領事館
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