2025年に開催される大阪・関西万博に、スイスの参加が決定

Local news, 14.05.2021

スイス連邦参事会は2021年5月12日に執り行われた閣議にて、大阪で開催される2025年日本国際博覧会に参加することを決定しました。

大阪・関西万博会場イメージ
大阪・関西万博会場イメージ ©︎2025年日本国際博覧会協会

テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を掲げた大阪・関西万博は2025年4月13日から10月13日まで開催され、150の参加国及び2,800万人の来場者を見込んでいます。

スイスと日本の両国は、政治、経済、科学技術分野において緊密な関係にあります。大阪・関西万博への出展は、スイスが知名度を高め、グローバルなネットワークをさらに発展させるためのプラットフォームとなるものです。このようなプラットフォームは、競争が激化するグローバル社会において、スイス経済にとってますます重要になっています。

大阪・関西万博のスイス・パビリオンのテーマは「革新的なスイス」です。国連が定める「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた17の目標達成を5年後に控えた2025年の万博は、持続可能な開発の問題に対する意識を高めるためのグローバルなプラットフォームとしても期待されます。スイス・パビリオンでは、スイスのイノベーションがいかに持続可能性と豊かな社会に貢献するものかを紹介し、スイスがイノベーションにおける主要拠点であることを発信していきます。

大阪・関西万博への出展のための総予算は1,760万スイスフランです。連邦外務省のスポンサーシップ・ガイドラインに基づいて付与されるスポンサーシップは、資金の25%を占めます。来年、連邦参事会は、大阪・関西万博へのスイスの参加に関する連邦法令と報告書を連邦議会に提出する予定です。

詳細: プレスリリース(英語)、プレスリリース(日本語)