スイスのアルプス山脈は、国土の南部に位置し、スイス東部のオーストリアとの国境から西部のレマン湖まで広がっている。
アルプス山脈

アルプス山脈は、国土総面積の約6割を占め、主な経済活動が中部平原に集中しているにも関わらず、昔からスイスのアイデンティティとされてきた。総人口の11%がアルプス地方で暮らしている。スイスアルプスを通る多くのパスが重要な山越えの峠道となっている。
スイスアルプスには、4000mを超える48の山がある。最も標高が高いのは、モンテ・ローザ連山にあるデュフォール主峰である。
中央アルプスの約23%とアルプス南部地域の49.1%が森林である。1985年から2009年にかけて、アルプス山脈における森林の増加率は、97%だった。アルプス地方の耕作地は他の地方と比べわずかである。(中央アルプスの西部が18,4%、アルプス南部が12,7%、中央スイスの東部が30,3%)